緊急度が低く、重要な仕事

仕事ができる管理職は、時間管理を怠りません。
「忙しくて時間がない」というセリフを口にする人は、「しなくていい仕事」に時間を取られていることが多いものです。

では、優先すべき仕事とは何か。
優先すべき仕事は、「緊急度」と「重要度」の二軸で考えることができます。
①「緊急度も重要度も高い仕事」
トラブル対応(クレーム対応)などが代表的で、迅速な対応が求められますが、優先順位は高くありません。
②「緊急度は高いが、重要度が低い仕事」
定例会議や締切の迫った書類提出などが該当しますが、これも優先事項ではありません。
③「緊急度が低く、重要度が高い仕事」
中長期的な目標や戦略を考える、業務の進め方を見直すといった作業は、いますぐ結論を出すべきものではなくとも、チームの業績を大きく左右する大切な仕事です。これが、時間をかけて取り組む優先すべき仕事になります。

☆週に30分でもよいので、意識的に一人で集中できる時間と場所を確保して行うことを心がけましょう。