気づかないうちに『上から目線』に。

上司が部下に、アドバイスをする。部下に、成長してほしいという上司の親心ですね。しかし、「上から目線で言わないでください」と拒否する部下もいます。

なぜ?

それは、自分に自信がないからです。だから、「相手と自分のどちらが上か」と比較し、「下に見られた」、「能力を見限られた」と思ってしまう。
自信があれば、人の意見に耳を傾けるだけの心の余裕が生まれますが、自信がないと、被害者意識が増幅し、逆ギレして攻撃的な言葉をぶつけることさえあります。

完璧な人間なんていません。自分の弱みを受け入れる(受容)ことで、上司のアドバイスを素直に吸収して自分を成長させることができると思うのですが、なかなか・・・。

緊急度が低く、重要な仕事

仕事ができる管理職は、時間管理を怠りません。
「忙しくて時間がない」というセリフを口にする人は、「しなくていい仕事」に時間を取られていることが多いものです。

では、優先すべき仕事とは何か。
優先すべき仕事は、「緊急度」と「重要度」の二軸で考えることができます。
①「緊急度も重要度も高い仕事」
トラブル対応(クレーム対応)などが代表的で、迅速な対応が求められますが、優先順位は高くありません。
②「緊急度は高いが、重要度が低い仕事」
定例会議や締切の迫った書類提出などが該当しますが、これも優先事項ではありません。
③「緊急度が低く、重要度が高い仕事」
中長期的な目標や戦略を考える、業務の進め方を見直すといった作業は、いますぐ結論を出すべきものではなくとも、チームの業績を大きく左右する大切な仕事です。これが、時間をかけて取り組む優先すべき仕事になります。

☆週に30分でもよいので、意識的に一人で集中できる時間と場所を確保して行うことを心がけましょう。

報・連・相

「報連相」(報告・連絡・相談)ってありますよね?
最初に聞いた時は、「ほうれん草」かと思いました(笑)
そんなことは、置いといて・・・

報連相は、社内コミュニケーションの基本といえるゴロ合わせであります。

この報連相の使い方で、間違ってはいけないのが順序です。
企画書を作成する仕事の進め方で、例を挙げます。
 ①まず、上司に対して「私なりに考えた案をベースに、アドバイスを頂けませんか?」
と相談を行います。
ここでのポイントは、自分の意見(自分で考えた企画)を添えて相談することです。丸投げ相談は、×
もちろん、相談するタイミング、空気を読むことも大切になります。
 ②次に、途中経過を連絡して
 ③最後に、「できました」と報告します。

報連相に順序があること知ってました?
私は、知りませんでした(汗)

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